
国土交通省は、「マンションの新たな管理ルールに関する検討会」
(座長:政策研究大学院大学教授・福井秀夫氏)を設置。1月10日に
第1回目を開催しました。
同検討会は、マンションの新たな管理ルールの在り方について、
実態を把握するとともに、その諸課題を整理。制度化の必要性も
含めた課題への対応について一定の枠組みを提示することを目的に
設置したものです。
第1回目の会合では、マンション管理の現状確認と課題の抽出、
検討の方向性および今後の進め方について検討がなされました。
会合では、マンション管理の課題として、
(1)高齢化・賃貸化による管理組合役員のなり手不足
(2)大規模修繕に対する資金不足
(3)暴力団等とのトラブル
などが挙げられました。また、「第三者管理者方式」の
検討に向けた論点として、第三者管理者に対する
監視機能の確立、組合財産の保全手法などを挙げ、
課題の整理、ルール化の必要性などが提案されました。
第2回検討会は2月17日、第3回は3月16日に開催予定。
4月頃に総論的課題についてパブリックコメントを実施したうえで
第4回以降の検討会から、個別課題の検討に入り、6月頃を
めどに中間とりまとめを行なう予定となっています。
政府では、老朽化したマンションの建て替え決議条件に
なっている専有面積などに比例する「議決権」の5分の4以上の
同意を3分の2程度に減らし、建て替えをしやすくすることや、
共用部分の改修も4分の3以上の同意から2分の1超にする方向で
「区分所有法」など関連法制を見直す方向も示していて、都心などで
増える中古マンションの安全性を高めるための動きが今後活発化
されていくことが予想されます。




